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アメリカ 特許適格性応答留保パイロットプログラム(DSMER Pilot Program)を開始

浅村特許事務所 知財情報
  2022年 2月14日


アメリカ 特許適格性応答留保パイロットプログラム(DSMER Pilot Program)を開始


 

 
 米国特許商標庁は、2022年1月6日に特許適格性応答留保パイロットプログラム(Deferred Subject Matter Eligibility Response : DSMER Pilot Program)を行うことを発表しました。

 特許適格性応答留保パイロットプログラム(Deferred Subject Matter Eligibility Response : DSMER Pilot Program)とは、拒絶理由のうち、特許適格性(Subject Matter Eligibility:SME)(101条)に関する応答のみを留保し、それ以外の通常の拒絶理由への応答を先に進めるプログラムのことをいいいます。

 2022年2月1日から運用が開始され、2022年7月30日まで試行される予定です。

 特許商標庁がこのプログラムの対象になり得ると判断した出願について出願人に案内がされ、出願人は当該プログラムへの参加/不参加を選択することができます。
 なお、出願人からは自主的に当該プログラムへの参加を要求することができないことにはご留意ください。

 このDSMERパイロットプログラムは、従来の審査と比較して、特許適格性(SME)拒絶に対する出願人へのオフィスアクション(OA)の保留が、審査効率および特許品質にどのような影響を与えるかを評価するために行われるものです。