住所:東京都品川区東品川 2丁目2番24号天王洲セントラルタワー
TEL:03-5715-8651(代表)
FAX:03-5460-6310

【ブラジル】日ブラジル特許審査ハイウェイ(PPH)試行プログラム:制度と実務

浅村特許事務所 知財情報 
 (2017年4月30日発行)


【ブラジル】日ブラジル特許審査ハイウェイ(PPH)試行プログラム:制度と実務


 

 日本国特許庁(JPO)とブラジル産業財産庁(INPI)は、特許審査ハイウェイ試行プログラムを2017年4月1日より実施しています。 (i) (ii)

1.ブラジルとのPPH試行プログラム

 

(1) PPH試行期間

 

 2017年4月1日より2年間、又は両庁それぞれが200件申請を受け付けるまで

 

(2) PPH申請の対象となる技術分野

 

 INPIが受け付けるPPH申請の対象となる出願の技術分野は、IT分野及び自動車関連技術を中心とした機械分野です。次ページ「現地代理人に聞いた、日ブラジル特許審査ハイウェイ試行プログラムの実務」をご参照ください。

 

(3) 一出願人あたりのPPH申請可能件数

 

 INPIが受け付けるPPH申請可能件数は一出願人あたり4か月に6件までとなります。ただし、試行期間最後の4か月(2018年12月~2019年3月まで)はそのような制限はありません。

 

2. 現地代理人に聞いた、日ブラジル特許審査ハイウェイ試行プログラムの実務

 

Q1:ブラジルにPPH を申請する場合の、申請可能な技術分野を具体的に教えてください。

A1:ブラジル側にPPHを申請することが出来る出願は、以下のIPC(国際特許分類)が付与された出願です。

 

<Bセクション>

B60K, B60L, B60W, B62D, B62J

 

<Fセクション>

F02D, F21

 

<Gセクション>

G02B, G02F, G03G, G06, G08C, G08G, G09F, G09G, G10L, G11B, G11B, G11C

 

<Hセクション>

H01B, H01C, H01F, H01H, H01J, H01K, H01L, H01M, H01P, H01Q, H01R, H01S, H01T, H02, H03, H04B, H04H, H04J, H04K, H04L, H04M, H04N-001, H04N-003, H04N-005, H04N-007, H04N-009, H04N-011, H04N-013, H04N-015, H04N-017, H04N-019, H04N-021, H04Q, H04R, H04S, H04W, H05B, H05C, H05F, H05H, H05K, H99Z

 

Q2:PPH申請する場合に必要な項目は?

A2

 必須の提出項目は、

 (1)日本国特許番号

 (2)ブラジルでの審査継続中のクレームと日本の特許されたクレームの対照表、及び

 (3)日本で特許されたクレームに基づく補正書、です。

 

 また、OA及びその翻訳が要求される場合もあり、それらの提出要否は審査官の裁量により判断されます。なお、翻訳言語は英語、ポルトガル語又はスペイン語が認められます (iii)

 


注釈:

(i) 日ブラジル特許審査ハイウェイ試行プログラムについて(特許庁)

https://www.jpo.go.jp/torikumi/t_torikumi/japan_brazil_highway.htm

 

(ii) ブラジル、チリとの「特許審査ハイウェイ」がスタートします!~ブラジル、チリでも特許権が早期に取得できるようになります~(経済産業省ニュースリリース)

http://www.meti.go.jp/press/2016/03/20170317003/20170317003.html

 

(iii) 日ブラジルPPH他庁への申請 ガイドライン(英語PDF)

https://www.jpo.go.jp/torikumi/t_torikumi/pdf/japan_brazil_highway/brazil_e.pdf

 

 


URL: https://www.asamura.jp/

Email: asamura@asamura.jp

Copyright© ASAMURA PATENT OFFICE, p.c.  All Rights Reserved.