2024年 4月23日
浅村特許事務所 知財情報
サウジアラビア 商標審査フローの変更
サウジアラビア知的財産局(SAIP)は、商標出願の拒絶後の処理手続きの変更を発表しました。
これまでは、商標出願が拒絶された場合、出願人には2つの選択肢がありました。一つは不服の審判請求をすること、もう一つは10日間以内に補正の対応をすることです。
今回のフローの変更により、不服の審判請求しか認められなくなりました。
庁内の事務処理の滞貨の解消等を目的としたものと思われます。
今後は拒絶後の補正の対応が選択できなくなりますので、初期段階で、より完全で正確な内容の出願が必要となります。