2022年 3月17日
浅村特許事務所 知財情報
EPO 料金改定 2022年 4月
ヨーロッパ特許庁(EPO:European Patent Office)は、2022年 4月 1日から料金(Official fee)を改定することを発表しました。
ヨーロッパ特許庁は、通常2年ごとに料金改定をしています。今回の改定は2020年 4月 1日以来の改定になります。
1.施行、適用
改正された料金に関する規則第2条は、2022年 4月 1日に施行されます。
新料金は2022年 4月 1日以降の納付に適用されます。なお、国際出願における手数料については、2022年 4月 1日以降の出願に適用されます。
2.特例
2022年4月1日から6ヵ月以内、すなわち2022年10月 1日までの間に改定前のオフィシャルフィーで納付した場合、料金改定前の料金で納付している旨のEPOからの通知から2ヵ月以内に新料金との差額分を支払えば、その料金は有効に納付されたものとみなされます。
3.EPO オフィシャルフィー 一覧
項 目 |
2022年 3月31日迄 |
2022年 4月1日以降 |
値上額 |
出願手数料 (Article 78, paragraph 2) ・キャラクターコードフォーマット(XML)に基づ くオンラインで提出 |
95€ |
100€ |
5 |
明細書36ページ以上の場合の追加手数料 |
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超過クレーム料(出願料に加算される) (クレーム数16~50) |
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先の分割出願をもとにした分割出願の追加手数料 (第2世代) |
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調査手数料 (欧州調査) |
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2以上の締約国に対する指定手数料 |
610€ |
630€ |
20 |
出願更新手数料 |
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出願更新手数料の遅延納付に対する追加手数料 |
遅延した更新手数料の額の50% |
遅延した更新手数料の額の50% |
0 |
審査手数料 (Article 94, paragraph 1) |
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2009年4月1日以後になされた出願に関する |
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新規明細書の公告手数料 |
80 |
80 |
0 |
特許査定料 (Rule 71, paragraph 3) |
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異議申立手数料 |
815€ |
840€ |
25 |
限定又は取消手数料 |
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審判請求手数料 (Article 108) |
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再審理申請手数料 |
3,025€ |
3,115€ |
90 |
手続続行手数料 |
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権利回復手数料 |
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変更手数料 |
80 |
80 |
0 |
配列一覧の遅延提出手数料 |
240 |
245 |
5 |
より詳細な情報は、下記EPOウェブサイトをご確認下さい。