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【米国】AFCP2.0プログラム及びQPIDSプログラムの試行期間が共に延長された

浅村特許事務所 知財情報 
 2014年10月15日


【米国】AFCP2.0プログラム及びQPIDSプログラムの試行期間が共に延長された


 

【要約】

両プログラムの試行期間は、2015年9月30日まで延長された。

AFCP2.0プログラムは、最終拒絶指令後の補正を、審査官が所定の短時間内で審査することによって、早期に出願を許可可能な状態とし、RCE(継続審査請求)の請求数を減少させることを目的とする。

一方、QPIDSプログラムは、特許発行手数料の支払い後にIDS(情報開示陳述書)を提出して、審査官の審査を受ける必要が生じた場合に、審査(RCE)を再開することなく、その情報について、審査官が考慮した情報として特許への記録を可能にする制度であり、同様に、RCEの請求数を減少させることを目的とする。

 

AFCP (After Final Consideration Pilot)2.0プログラム及びQPIDS (Quick Path Information Disclosure Statement)プログラムの試行期間は、共に2014年9月30日に終了するはずであった。しかし、USPTOの発表によると、それぞれ2015年9月30日まで延長された(海外情報要約228号等参照)。

 

[1] AFCP2.0プログラム

AFCP2.0プログラムは、最終指令後の応答(特許規則1.116)において、AFCP2.0プログラムによる審査の請求、及び少なくとも1つの独立クレームに対してクレーム範囲を拡張しない補正がなされた場合、審査官に所定の短時間(特許の場合は3時間)を与えて、その応答を調査及び/又は審査させるものである。

最新の情報によると、AFCP2.0プログラムを申請した出願人は、申請の状況を通知する個別のAFCP2.0様式(PTO-2323)の通知を受けとることになる。場合によって、その通知には、面接記録も含まれる。この通知には、AFCPプログラムの申請が審査官によってどのように処理されたかがより明確に示されることになっている。出願人は、申請に対する応答を含むこの通知を11月には受け取ることになるであろう。

 

(参考)

http://www.uspto.gov/patents/init_events/afcp.jsp

http://www.uspto.gov/forms/sb0434.pdf

 

[2] QPIDSプログラム

QPIDSプログラムは、前記のように、特許発行手数料の支払い後にIDSを提出して、審査官の審査を受ける必要が生じた場合に、審査(RCE)を再開することなく、その情報について、審査官が考慮した情報として特許への記録を可能にする制度である。

QPIDSプログラムへの参加申請に際し、出願人は、先ず、QPIDSプログラム自体に必要な要件に加えて、IDSにおいて提出予定の情報が特許規則1.97(e)(1)又は(e)(2)に規定された当該陳述書の要件に適合していることを確認しなければならない。

出願人がこれら全ての要件に適合していると判断し、且つ審査官が当該IDSにおける情報の如何なる項目についても審査の再開は必要ないと判断した場合、USPTOにより訂正許可通知が発行されることになる。

 

(参考)

http://www.uspto.gov/patents/init_events/qpids.jsp

 

 

 


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