部長・弁理士 (商標・意匠)
特許庁審査業務部審査官、審判部審判官、審査業務部機械審査長を経て、2013年7月に浅村特許事務所に入所。
特許庁における実務経験を活かし、主に、商標の国内外の案件を手がけています。
特許庁では、審査官・審判官として、各審査室及び国際商標登録出願審査室(マドリッド協定議定書に基づく出願の審査)を経験いたしました。
また、北海道経済産業局特許室長、商標国際分類管理室長、商標審査基準室長としての職務についておりました。
北海道経済産業局特許室長としては、北海道地域知財戦略本部を立ち上げ、地域団体商標の出願の助言、地域ブランド発展促進のための冊子作成などを主に行っておりました。
商標国際分類管理室長としては、3年にわたりニース協定にもとづく商標国際分類の改定のための国際会議に出席し、第10版改正の議論に参加しました。
商標審査基準室長としては、類似商品・役務審査基準の改正(第10版)、平成23年法改正に基づく審査基準に携わりました。
直前の職務においては、商標機械審査室の審査長として審査官を指導、管理する立場にいたことから、審査業務の効率化、品質の向上等を進めておりました。
さらには、商標制度の運用の調和を目指した日本、米国(USPTO)、欧州(OHIM)からなる商標三極会合やアジア各国での会議等へも参加するなど、国際的な分野でも知見を広げてきております。